信じられるものは自分

歯が痛いなぁ・・・とうじうじいってたぴぐもん。
私が、「お金出してあげるから、行ってきなさい!」っていった時に限って保険証がみつからないなんて、おかしいと思わなかったのかな。
しかも、「診察の時に保険証がないと全額負担になる」なんて、嘘に決まってるじゃない。本当に馬鹿よね。
まぁ、あんなにも会いたがっていた両親に会えるんだから、せいぜい私に感謝しなさいな。
感謝は死亡保険で受け取っておくから。
もっとも、その保険も私が私に掛けたもので、あなたには何の関係もないものだけどね。


あの事故には焦ったわ。
ここまで完璧に事を進めていたのに、私もよほど動転したんでしょうね。
つい、いつもどおりに羽手しなもんの名刺を渡してしまうなんて!
逃げるように現場から離れて仕切りなおせたのは良かったけど、
もし、先に警察にでも行かれたら私が疑われることは間違いなかった。
なんとか先に口を封じられたようで本当に助かった・・・


さて、これで歌人羽手しなもんの人生は終了。
4月からの大学生羽手菜ぴぐもんとして、すべてをリセットできたかな。